大沢在昌の『漂砂の塔』を読んだ。上下巻あわせて800頁超の長篇サスペンス・ミステリー。

北方領土の春勇留島では日露中の合弁会社でレアアースの採掘が行われているのだが、そこで日本人技師が殺される事件が発生。捜査権はないものの、警視庁からロシア系クォーターの石上が派遣される。石上は事件の真相を調べていくとロシアの思惑が見え隠れして・・・。
石上の調査が一歩ずつ殺人事件の真相と犯人に迫っていくミステリー。さらに石上のうえに降りかかってくる災厄と手に汗握るサスペンスフルな展開にページを繰る手を止められずに一気に読了。読み応えのあるエンターテインメントで、楽しく読める作品だ。
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